カニは低カロリーでうまみ成分が豊富

栄養と作用

旬が冬のカニは、ボイルしたり、お鍋に入れて食べたりと、寒い時期のごちそうです。食用で代表的なカニの種類には、日本海で多く獲れるズワイガニ、北海道の毛ガニ、実はヤドカリの仲間だというタラバガニなどがあります。

カニといえば「カニみそ」があるのも魅力のひとつです。見た目が味噌に似ていることからカニみそといわれるようですが、これはカニの脳みそではなく、消化器官を指しています。濃厚でクリーミーな味わいが魅力的なカニみそですが、毛ガニには特にたっぷりと含まれています。

カニには良質なタンパク質が含まれているのですが、脂質が少なく低カロリーでヘルシーな食材です。ビタミンB2やナイアシンなどのビタミン、亜鉛や鉄、カリウムやカルシウムといったミネラルがバランス良く含まれています。そして、うまみ成分であるタウリン、グルタミン酸、グリシンが豊富です。栄養ドリンクでもおなじみのタウリンは、血中コレステロールを低下させ、肝機能を強化するはたらきがあります。ほかにも動脈硬化や高血圧など、さまざまな生活習慣病の予防に期待できます。

カニの赤い色はアスタキサンチンというカロテン色素で、強力な抗酸化作用があり、免疫力の強化や老化予防などが期待されています。

カニは身だけでなく、殻にもキチン・キトサン・カルシウムなどの栄養成分が含まれています。キチン・キトサンは体の免疫力を高め、不要なものを体外に排出するなどの効果が期待され、サプリメントとしても人気があります。

ただし、アレルギー体質の人ではじんましんを発症することもあるので摂取に注意が必要です。また、体を冷やす作用もあるので、冷え性の人も食べ過ぎには注意しましょう。

調理

カニは水分が多く、家庭での冷凍には向きません。死んだカニを食べると食中毒を起こす危険があるので、生きているうちに下ゆでしましょう。

冷凍のカニを解凍する時は新聞紙やキッチンペーパーなどに包み水分が抜けないようにして、冷蔵庫でじっくり解凍するのがポイントです。完全に解凍するより半解凍の状態の方が扱いやすく、うまみも抜けません。

食べ合わせ

ビタミンB2とビタミンCの抗酸化作用で免疫力を高め、風邪をひきにくい体をつくります。タウリンとアルギニン酸の組み合わせでは、高血圧の予防に期待できます。

こんな食べ合わせが体にいい

  • カニ(ビタミンB2)に春菊(ビタミンC)をプラスして、風邪の予防。
  • カニ(タウリン)にわかめ(アルギン酸)をプラスして、高血圧の予防。
カニ

カニ

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