納豆のネバネバの力

栄養と作用

納豆は、納豆菌により大豆を発酵させた日本独特の食品です。特有のにおいがありますが、私たち日本人には慣れ親しまれているので、ご飯のお供には欠かせないという人も多いでしょう。そんな納豆は、私たちの体の健康にとって、とても優れた食品なのです。

大豆を発酵させる納豆菌には、タンパク質を分解する、ナットウキナーゼという酵素が含まれています。これは、納豆のネバネバのもととなる成分です。

屋内と屋外の寒暖の差が激しくなる冬は特に、血管が収縮しやすくなりますが、ナットウキナーゼには血管にできる血栓を溶かすはたらきがあって、血液をサラサラに保ち、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓を防ぎます。ほかにも、高血圧を予防したり、コレステロールの値を下げるはたらきがあります。

ナットウキナーゼは熱に弱い性質を持っているので、納豆を食べる際は加熱せずに食べることがおすすめです。また、血栓は深夜から早朝にかけてつくられやすいので、ナットウキナーゼを摂取するなら夕食後や寝る前が効果的だといわれています。

 ナットウキナーゼの効能と効果についてはこちら

もうひとつ、納豆にはムチンというネバネバ成分が含まれています。ムチンは、血管をしなやかに保つタンパク質の吸収を助けるはたらきをし、消化吸収をスムーズにします。

そのほかにも、納豆には疲労回復に効くビタミンB群、むくみや高血圧を予防するカリウム、骨を強くするカルシウム、コレステロールを排出させる食物繊維や悪玉コレステロールを分解するレシチン、中性脂肪を低下させるサポニンなどが含まれています。

また、ビタミンB2も多く含まれていて、脂質の代謝を助け肥満の予防をしたり、皮膚や粘膜の健康を保ち、美肌をつくったり、風邪の予防にも役立ちます。

調理

納豆は栄養豊富で優秀な食材ですが、そこにネギを入れて一緒に食べることでビタミンAやCも補え、さらにおいしく食べることができます。大根おろしを合わせるのも良いです。

食べ合わせ

ナットウキナーゼと食物繊維は、血液をサラサラに保ちます。タンパク質の吸収を助けるムチンと合わせて、動脈硬化の予防になります。

こんな食べ合わせが体にいい

  • 納豆(タンパク質・ナットウキナーゼ・食物繊維)にオクラ(ムチン、食物繊維)をプラスして、動脈硬化の予防。
納豆

納豆

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