代謝を上げ冷えをとるしょうが

栄養と作用

しょうが(生姜)は、日本人には無くてはならない食材として、昔から重宝されてきました。インドなどの熱帯アジア地域が原産で、根の部分を食用としています。日本では通年出まわっているしょうがですが、6~8月が旬でこの時期に収穫されたしょうがは、新しょうがと呼ばれています。

肉や魚料理の臭みを消すのに使われる香辛料ですが、独特な香りや辛み成分があり、これらには優れた薬効があって、しょうがは古くから生薬として利用されてきました。中国発祥の漢方では、ショウキョウやカンキョウと呼ばれ処方されています。

栄養成分としては、カリウムやマグネシウムのほか、少量ですがビタミンCやβーカロテンなどのビタミン類も含まれています。

しょうがには、ジンゲロンやショウガオールという辛み成分が含まれていて、よく知られているように発汗作用があります。この辛みや香りの成分には、毒消しの役割があって、食中毒を予防するはたらきがあります。

また、血行を良くして体をあたためるので、冷え症の改善や風邪の予防に役立ちます。汁物に入れるなど加熱調理することで、体をあたためる効果が大きくなるといわれています。風邪をひいたときにしょうが湯を飲んだりしますが、体をあたためて新陳代謝を活発にし、発汗作用を高め、熱を下げるのに効果的なのです。

体があたたまることで、関節の痛みが緩和されます。腰やひざなどの関節の痛みは、体の冷えが原因で起こることもるので、しょうがのはたらきで関節の痛みの緩和が期待できます。消炎作用や保温作用があるので、神経痛などの湿布薬にも利用されています。

 冷えた体を内側からあたためてくれるしょうがはこちら。

食欲が落ちているときや胃腸が弱っているときには、消化酵素の分泌を促して、内臓の働きを活発にするので、食欲の増進につながります。また、乗りもの酔いなどで胃がムカムカするときには、気分をスッキリさせる清涼剤となります。

細菌が増殖するのを抑える抗菌作用や抗炎症作用、抗酸化作用などもあり、ガンを予防したり、アンチエイジングにも期待できます。

調理

肉や魚などの臭みのある食材には、しょうがのしぼり汁をかけると臭いが緩和されます。

おろしたり、刻んだりして、薬味や風味づけとして用います。そのまま食べるには、甘酢漬けなどにします。

食べ合わせ

血圧を低下させるカリウムと血管をしなやかにするタンパク質を合わせて、動脈硬化を予防します。抗酸化作用のあるβーカロテンやビタミンCと体をあたためてくれるショウガオールを一緒に摂って、風邪を予防します。

こんな食べ合わせが体にいい

  • しょうが(カリウム)に豚肉(タンパク質)をプラスして、動脈硬化の予防
  • しょうが(ショウガオール)にほうれん草(βーカロテン・ビタミンC)をプラスして、風邪の予防
しょうが

しょうが

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です