ぎんなんはビタミンたっぷりで疲労を回復する

栄養と作用

串焼きにしたり、炊き込みご飯や茶碗蒸しに入れて食べることが多いぎんなんは、イチョウの木の種子です。早いものは8月くらいから出まわりますが、9月から11月頃の秋が旬です。水煮にして販売されているものもあるので、一年じゅう食べることができます。

イチョウは街路樹としてよく見られる樹木で、独特な形をした、黄色く色づいた落ち葉を見ると、秋を感じられます。もともとは樹木も実も銀杏(いちょう)と呼ばれていたため、「ぎんなん」も「イチョウ」も、漢字では同じく「銀杏」と書きます。

ぎんなんには糖質や脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養がバランスよく含まれています。ビタミンでは、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンA、疲労回復に欠かせないビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンCが豊富です。ミネラルでは、貧血を予防する鉄分や、脳血管疾患や動脈硬化の原因にもなる高血圧を緩和するはたらきがあるカリウムが多く含まれています。これらは、新陳代謝を促して、美しい肌をつくるためにも必要な栄要素です。

また、ぎんなんは加熱して食べると膀胱や肺をあたためる効果があることから、古くから、夜尿症(おねしょ)の改善や、気管支炎、喘息などの咳止めに良いとされていて、漢方薬としても使われています。

調理

白くてツヤのある殻のものが新鮮です。シンプルに焼いて食べたり、揚げてもおいしいです。
生のままだとお腹を壊してしまう可能性が高いので、必ず加熱してから食べましょう。

殻付きのまま新聞紙や紙袋に入れて低温で長期の保存ができますが、収穫直後の美しい緑色はだんだん黄色くなってくるので、色を楽しみたい場合は早めに食べるとよいでしょう。

食べ合わせ

ごはんのデンプンがエネルギーになるときには、ビタミンB1を必要とします。このふたつを組み合わせて摂れば代謝がスムーズになって、疲労を回復しやすくなります。

こんな食べ合わせが体にいい

  • ぎんなん(ビタミンB1)にごはん(デンプン)をプラスして、疲労の回復。
ぎんなん

ぎんなん

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