ビタミンが豊富で体を丈夫にするピーマン

栄養と作用

ピーマンは英語でベルペッパー、緑色のものはグリーンペッパーといわれます。名前のとおり、ピーマンはペッパー(とうがらし)の仲間ですが、辛みはありません。

独特の香りが強いので、その昔は敬遠する人も少なくなかったようで、子供の嫌いな野菜にもピーマンの名前が必ず挙がるほど。そのため、食べやすい品種改良がすすめられ、くせが少なくて肉薄の、現在のピーマンが誕生したようです。店頭には、赤やオレンジ、黄色など色とりどりのピーマンが並ぶようになりました。

緑色のピーマンは未熟なうちに収穫されたもので、赤など暖色のピーマンは完熟させたものです。完熟のピーマンはクセがなくて柔らかく、甘みがあります。カラフルで見た目にもオシャレなので、サラダや料理の彩りにも幅広く使われます。赤ピーマンは、緑ピーマンよりもビタミンなどの栄養価も2〜3倍高く、特に、β-カロテンが多く含まれます。

そんなピーマンですが、緑黄色野菜のピーマンには、さまざまなビタミンが含まれています。ビタミンA(βーカロテン)とビタミンCが特に豊富なのですが、ビタミンCは、ピーマン100グラム中に約80ミリグラム含まれていて、中サイズのピーマン4個で1日に必要とされるビタミンCの量が摂れるといわれています。

ビタミンCやβーカロテンには肌や粘膜の健康を保つはたらきがあり、肌荒れを改善し、風邪の予防になります。ナトリウムの排出を促すカリウムや毛細血管を強くするルチン(ビタミンP)も含まれていて、高血圧の予防にはたらきます。

調理

これらのビタミンは加熱調理しても栄養が失われにくいのが特徴で、加熱によってにおいや苦みがやわらぎます。油を使って調理すると、カロテンの吸収率が上がります。

切り口から傷んでくるので、1個を使いきるようにしましょう。

食べ合わせ

抗酸化作用のあるビタミンCと、疲労回復作用のあるビタミンB1を合わせると、風邪の予防にはたらきます。βーカロテンとビタミンCを合わせて摂ると、抗酸化作用の相乗効果で、動脈硬化の予防に期待できます。

こんな食べ合わせが体にいい

  • ピーマン(ビタミンC)プラス鶏ひき肉(ビタミンB1)で、風邪の予防
  • ピーマン(βーカロテン)プラス、カラーピーマン(βーカロテン・ビタミンC)で、動脈硬化、高血圧の予防
ピーマン

ピーマン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です