豚肉 ビタミンB1が多く疲労を回復する

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豚肉 ビタミンB1が多く疲労を回復します。豚肉の栄養と作用、調理、食べ合わせについて紹介します。豚肉には良質のタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。

豚肉 栄養と作用

豚肉には良質のタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。そして、なんといっても豚肉はビタミンB1が豊富に含まれた食材です。
ほかに、脳を活性化するアラキドン酸や、太りにくい体をつくるロイシン、睡眠障害を改善するトリプトファンなども含まれています。

ビタミンB1は、糖質の代謝を促進して全身の細胞を活発にはたらかせる原動力となる栄養素です。また、皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきがあって、美肌づくりに役立ちます。口内炎や肌あれなどが現れたら、ビタミンB1が不足しているということです。

疲労回復のビタミンと称されるビタミンB1は、疲労やストレスを緩和します。夏バテ対策にも良いです。

ビタミンB1は、豚肉のヒレの部分に特に多く含まれます。ヒレは、ほかの部位よりも脂身が少なくてやわらかいのが特徴で、最上部位とされています。また、豚のヒレ肉には貧血を改善する鉄分や、むくみ対策になるカリウムや、脳の中枢神経や手足の末梢神経、筋肉の機能を正常に保つリンなどが含まれています。

脂肪が多いことから豚肉を敬遠してしまう人もいるかと思いますが、そういう人には脂肪の少ないヒレ肉がおすすめ。含まれる栄養や作用を見れば、女性には特におすすめです。

豚足(とんそく)は文字どおり豚の足ですが、この部分にはプルプルのゼラチン質があり、美肌効果のあるコラーゲンがたっぷり含まれていて、女性にも人気です。

豚肉は、ハムやベーコン、ソーセージ、ウインナーなど多くの加工食品に利用されています。

調理

ビタミンB1は水溶性です。茹でたり煮たりすることでビタミンB1が流れ出てしまうので、炒めたり焼いたりする調理法がおすすめです。煮る調理の場合には、汁も残さずに食べると良いでしょう。

中心までよく火を通さない調理の豚肉を食べると、寄生虫が肝臓や脳にまで寄生するおそれがあります。また腐敗も早いので、注意しこの優れた食品を上手に利用したいものです。

食べ合わせ

ビタミンB1の吸収率をアップする硫化アリルを一緒に摂ることで、疲労回復に効果的です。しなやかな血管をつくるタンパク質と抗酸化作用のあるビタミンCを組み合わせて、動脈硬化を予防します。疲労回復に作用するタンパク質とビタミンB1に抗酸化作用をもつβーカロテンの組み合わせで、免疫力を増強します。

こんな食べ合わせが体にいい

  • 豚肉(ビタミンB1)にニンニク(硫化アリル)を合わせて、疲労の回復。
  • 豚肉(タンパク質)にブロッコリー(ビタミンC)を合わせて、動脈硬化の予防。
  • 豚肉(タンパク質・ビタミンB1)ににんじん(βーカロテン)を合わせて、免疫力の増強。

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コメント

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