鶏卵は消化吸収に優れた完全栄養食品

栄養と作用

みなさんは、毎日たまごを食べているでしょうか。
卵にはさまざまな動物の卵があるので生物学的な意味でのたまごは「卵」と表記され、私たちが普段食べているものの多くは鶏(ニワトリ)の卵、鶏卵(けいらん)です。食材としてのたまごは漢字では「玉子」と表記されたりもします。

鶏卵は、さまざまな栄養がバランス良く含まれていることから、完全栄養食品と呼ばれます。しかも、鶏卵は体内での吸収率が良く、半熟卵なら吸収率が90パーセントを大きく超えるほどです。鶏卵の中には良質なタンパク質をはじめ、脂質、ビタミン、ミネラルといったたくさんの栄養成分が詰まっています。ただし、こんなにすばらしい卵でも、体をつくるために必要な栄養素のうち、ビタミンCと食物繊維は含まれていないのです。

主成分はタンパク質と脂質です。そして、私たちの体の中からはつくることができないために食物から摂取する必要のある必須アミノ酸のバランスに優れています。
ビタミンA(レチノール)やビタミンB2のはたらきで、免疫力をアップしたり、体力を増強したり、肌荒れを改善するのに期待できます。

昔から、風邪をひいたら『卵酒』で元気をつけると良いなどといわれています。卵酒とは、鶏卵(全卵または卵黄のみ)と砂糖、ショウガのしぼり汁などと日本酒を混ぜあわせたものです。鶏卵に含まれる豊富な栄養成分と、体をあたためて血行を促す日本酒の相乗効果によって風邪のひき始めに効果的です。

近年では、ある栄養成分の強化に特化した鶏卵の開発がどんどん進められています。普段からスーパーマーケットなどで食材を購入している人は、ビタミンやミネラルなどが強化された「栄養成分強化卵」が並んでいるのを見たことがあるでしょう。

調理

卵料理の好みは人によってさまざまだと思いますが、ビタミンB群が熱に弱いことなどから、栄養面からの最高の食べ方を考えると生で食べるのが一番良いということになります。ただし、温泉卵のように少し加熱したほうが栄養の消化吸収の効率が良くなります。

食べ合わせ

完全栄養食品といわれる鶏卵ですが、ビタミンCや食物繊維は含まれていません。これらを多く含んだ野菜などの食材で補うことで、栄養バランスをとり、風邪の予防に役立てましょう。

こんな食べ合わせが体にいい

  • 鶏卵(タンパク質)とじゃがいも(ビタミンC)を組み合わせて、風邪の予防。
鶏卵

鶏卵

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