野菜 1日分 を上手に摂る 350 グラムの野菜を摂るにはちょっとしたアイデアや知識が必要です。野菜は、できるだけたくさん摂ることが健康には欠かせませんので大事な食習慣に組み込んでいければいいですね。
野菜 1日分 を上手に摂る
野菜 は体によいイメージがあるかと思いますが、国がすすめる 1 日分の野菜の摂取量はどのくらいかご存知でしょうか。1 日30 g です。そういわれてもピンとこないかもしれません。肉や魚と違って頑張って食べないととれない量なのではないかと思うかもしれません。でも実はそうでもないのです。
この 1 日 3 5 0 g というのは、厚生労働省が糖尿病や高血圧などの生活習慣病にならないためにとるようにすすめている野菜の量です。この 350 g のうち、3 分の 1 量を緑黄色野菜から、3 分の 2 量を淡色野菜からとることがすすめられています。
ここで注意したいのが、緑黄色野菜が必ずしも色の濃い野菜のことではないということ。緑黄色野菜は、「可食部 100 g あたりカロチン含有量が600 mg 以上」のものを指します。
ただし、1 回に食べる量や料理で使用する回数が多い色の濃い野菜も含まれるため、一度、緑黄色野菜にどんなものがあるかをチェックしてみましょう。1日分の野菜をとるコツは、重量のあるものをとりいれること。例えば、葉野菜ばかりだとかさが増えて、見るからにとても食べられそうにありません。
これを、トマトやたまねぎなどの重量のあるものにすれば、どうでしょうか。意外にとれる量ではありませんか?
また野菜がとれない人で野菜ジュースをよく利用している方もいることでしょう。1 本飲めば 1 日分の野菜がとれる!という商品もありますが、野菜がジュースになっているというわけではありません。実は1日分の野菜がとれるというジュースは、各社が 3 5 0 g の野菜をとったときに摂取できるであろう各栄養素をもとにしているのです。
だから製品を比べたらわかるように、エネルギーやビタミンなどの含有量は様々なのです。野菜ジュースをうまくとりいれるには、原材料の表示をチェックするようにしましょう。原材料は使用量の多い野菜から順番に善かれています。
例えば、原材料が「トマト、にんじん、キャベツ … 」とあれば、一番多く使われている野菜がトマトであることがわかります。
このように原材料を見て、自分がとりたい野菜が含まれているものを選んだり、もしくはあまり合艮べない野-采があるならば、それが最初のほうに書かれているものを選べばいいわけです。
ちなみに、生野菜と野菜ジュースの大きな栄養素の違いは、食物繊維の量です。ジュースにすることで食物繊椎が減ってしまうため、体脂肪や便秘が気になる方はやはり生野菜でとることをおすすめします。