アスパラガス 疲労回復に役立つ野菜です。アスパラガスの栄養と作用、調理、食べ合わせについて紹介します。アスパラガス は、ほかの野菜と比較してタンパク質や糖質が多く、ビタミン類やミネラルも豊富に含まれています。
アスパラガス 栄養と作用
アスパラガスは、ほかの野菜と比較してタンパク質や糖質が多く、ビタミン類やミネラルも豊富に含まれています。
アスパラガスにはグリーンアスパラガスのほか、缶詰めでよく見るホワイトアスパラガスがありますが、これらは全く同じ品種です。栽培方法だけが異なり、ホワイトアスパラガスは発芽後すぐに盛り土をして、日光に当てないように地中で育てられるのです。
グリーンアスパラガスと比べると栄養価は低いのですが、特有の香りと甘味があります。また、紫のアスパラガスには、アントシアニンが豊富に含まれています。
細長く伸びたアスパラガスの穂先の部分には、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が豊富に含まれています。
このアスパラギン酸はアスパラガスから発見されたもので、新陳代謝を活発にし、タンパク質の合成を促進するので、疲労回復や体力の増強などを助けるといわれています。
同じく穂先に含まれているルチンには抗酸化作用があります。ルチンは、毛細血管を丈夫にして高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防します。
茎や根元の部分にはサポニンが含まれています。サポニンには、脂肪の蓄積を抑えたり、血流をスムーズにしたり、免疫力を高めたりするはたらきがあります。
調理
新鮮なアスパラガスは、茎のハカマだけを包丁で取って皮ごと食べたほうが、栄養素や成分をムダにしません。
穂先と根元のかたさは違うので、アスパラガスを茹でるときは時間差をつけて短時間で加熱すると、歯ざわり良く食べられるし、栄養の損失も減らせます。
食べ合わせ
βーカロテンやビタミンCは、粘膜や肌を丈夫にするので、細胞を丈夫にするタンパク質と合わせて摂取すると、免疫力の増強に期待できます。
こんな食べ合わせが体にいい
- アスパラガス(βーカロテン・ビタミンC)プラス鶏肉(タンパク質)で、免疫力の増強
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