しゅんぎく 独特な香りとビタミンの宝庫です。しゅんぎくの栄養と作用、調理、食べ合わせについて紹介します。
栄養と作用
しゅんぎくは、栄養価の高い緑黄色野菜のひとつです。しゅんぎくの旬は11月~3月で、冬の食卓の鍋物には欠かせない存在です。
キク科の植物で、葉は菊に似ているのですが春に花をつけることから、漢字では「春菊」と書きます。
しゅんぎくは、葉の大きさで、中葉と大葉に分けられます。関東や関西では一般によく見られる中葉春菊が主流で、中国・九州地方では、中葉春菊よりも葉の切り込みが浅く、厚みがある大葉春菊が主流となっています。最近では、アクの少ないサラダ用も出まわっています。
栄養成分については、肌荒れの改善や発ガンの予防に効果があるとされているβーカロテンやビタミンC、また、カルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。
βーカロテンの量は、身近な葉もの野菜だと、ほうれん草や小松菜に多く含まれていますが、しゅんぎくにはより多く含まれています。ビタミンB2、E、カリウム、カルシウム、鉄分も多く、独特の香り成分は咳を静めるのにも効果的だといわれています。
しゅんぎくに含まれている独特の香り成分は、10種類もの成分からなっています。これらが自律神経に作用して、胃腸のはたらきを高め、せきやたんが出るのを抑える効果に期待できます。
調理
しゅんぎくを茹でる場合には、葉と根元の硬さに差があるので、根元を先に浸けて、少ししてから葉を浸けます。葉はサッと湯に浸けるだけにして、すぐにあげて冷水にひたし、水気を切りましょう。
食べ合わせ
βーカロテン、ビタミンCは肌の健康を保つため、これらと一緒に、細胞を丈夫にするはたらきのある良質なタンパク質を摂ることで荒れた肌をきれいにします。
こんな食べ合わせが体にいい
- しゅんぎく(βーカロテン、ビタミンC)に豆腐(タンパク質)をプラスして、肌荒れの改善
コメント
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