あなご 良質の脂質がコレステロールを低下させる

穴子 魚介類
穴子

あなご に関する情報です。栄養と作用、調理法、食べ合わせについても紹介します。

栄養と作用

あなご はうなぎに良く似た細長い体型の魚です。形はうなぎに似ていますが、脂質は約 10 %と、うなぎのほぼ半分。うなぎよりも低カロリーで、あっさりとした味わいが特徴です。天ぷらや寿司のネタなどとして食べられることの多い魚です。

一価不飽和脂肪酸のオレイン酸を多く含み、コレステロールの低下や動脈硬化の予防に役立ちます。また、ビタミンA ( レチノール )も豊富です。

のどや鼻などの粘膜、皮膚を健康に保つので、風邪予防や美肌づくりにはたらき、免疫力を高めるのに効果が期待できます。

あなご のヌルヌルが滋養強壮にはたらく

あなご の表面のヌルヌルは、ムチンというタンパク質からできています。 あなご が自らの身を守るためのものですが、人々には昔から滋養強壮や夏パテ予防によいとして食べられてきました。

こんな食べ合わせがいい

レチノール は免疫力を高め、ビタミンE には抗酸化作用があるので、合わせれば細胞を傷つける活性酸素から守ってくれます。

あなご ( レチノール ) + 小松菜 ( ビタミンE ) で細胞を丈夫にします。