カレイに豊富なコラーゲンは美肌をつくる

栄養と作用

カレイは海底に生息する魚で、砂や泥に隠れるのに適した平べったい体をしています。目がふたつとも体の右側の面にあるのが特徴です。ちなみに、似た容姿でよく間違えられるヒラメの場合、逆に両目が左側面にあります。

魚としては寿命が長いカレイは、成長するのに時間がかかるため、養殖には向いていないといわれています。カレイの種類は多くて、日本の近海で漁獲されるものにはマコガレイ、マガレイ、ホシガレイ、アカガレイ、イシガレイなど、数十種類があります。

白身がおいしいカレイは、煮付け、揚げものや焼きもの、干もの、寿司のネタなど、さまざまな料理に用いられます。冬の産卵前のメスは大きな卵巣をもち、甘辛く煮付けた子持ちガレイはおいしいものです。

ヒレのつけ根のことを縁側(えんがわ)といいますが、この縁側や皮の部分には、コラーゲンがたっぷり含まれています。コラーゲンには、肌をみずみずしく保ち、老化を防ぐはたらきがあります。また、白身魚の中でもカレイにはビオチンが多く含まれています。ビオチンはビタミンB群の一種で、皮膚や粘膜、髪の健康を保ちます。代謝を活発にして白髪も防ぎます。

豊富なコラーゲンをはじめ、カレイは美容によい成分がたくさん含まれていて女性にはうれしい食材です。

調理

煮付けにすると、コラーゲンがゼラチンになって出てくるので、効率良くコラーゲンを摂取することができます。余った煮汁は、煮こごりすると良いです。ただし、コラーゲンやビオチンは水溶性なので、大切な栄養素を逃さないために、水を使う調理は短時間に済ませましょう。

食べ合わせ

コレステロールを低下させるDHA・EPAとエリタデニンを合わせて摂ると、動脈硬化の予防に期待ができます。脂溶性の抗酸化物質であるビタミンEとβーカロテンを合わせて、細胞を丈夫にします。ストレスで消費されてしまうタンパク質とビタミンCは、一緒に摂ることでストレスの緩和につながります。

こんな食べ合わせが体にいい

  • カレイ(DHA・EPA)に、しいたけ(エリタデニン)をプラスして、動脈硬化の予防。
  • カレイ(ビタミンE)にピーマン(βーカロテン)をプラスして、細胞を丈夫に。
  • カレイ(タンパク質)に小松菜(ビタミンC)をプラスして、ストレスの緩和。
カレイ

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