にしん(鰊・鯟・鯡、学名:Clupea pallasii)は、にしん目にしん科の海水魚。別名、春告魚 ( はるつげうお )。魚体は細長く、体長は30 ~ 35 cm ほど。背側は青黒色、腹側は銀白色。日本付近では春、産卵のために北海道沿岸に現れます。
にしん 栄養と作用
にしん は、たんぱく質が豊富で、脂質も多く、ほかの魚に比べてカロリーは高めです。しっかりと栄養を摂り、体力の回復をはかりたいときなどに最適です。
鉄 や ビタミンB12 を多く含み、貧血予防にも効果が期待できます。
ビタミンD はカルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症の予防などにも適しています。傷みやすいので、一般的に干したものが流通しています。にしん の卵巣を塩漬けにしたものは、 かずのこ として知られています。
かずのこ の選び方
にしん の卵巣を塩漬け、または乾燥させたもの。たんぱく質が豊富。粒が密についていて、大きく肉厚なものを選ぶとよいでしょう。
こんな食べ合わせがいい
たんぱく質と ビタミンC はストレスによって消費されるので、つねに摂っておくことでストレス緩和、免疫力増強ができます。