タコのタウリンで動脈硬化を予防する

タコは世界の漁獲量の半数以上が日本で消費されているほど日本人には人気のある食材ですが、タコを食用にしている国は世界の中でも少数です。日本のほか、韓国、スペインなどの地中海地方に限られ、食用としない国では、タコの容貌が悪魔に例えられ、敬遠されているといいます。

日本でなじみがあるのは、ゆでダコで出まわることが多い明石産が有名な真ダコと、刺身やしゃぶしゃぶで食べることが多く北海道や東北で漁獲される水ダコの2種類です。真ダコは、国産のものはたった1割ほどと少なく、おもにモーリタニアやモロッコ産などの輸入品が多くなっています。

タコの外見で頭に見える丸く大きな部分は実際は胴で、頭はその下の目や口が集まっている部分になります。そしてその下には触腕といわれる足があります。このように、頭から足(触腕)が生えているので、頭足類と呼ばれます。

栄養と作用

タコはタンパク質が主成分で、脂質が少なく低カロリーな食材です。イカと同じように、軟体動物として知られるタコですが、実は筋肉質で、その筋肉のもととなっているのは、良質なタンパク質です。

豊富に含まれている栄養素は、旨み成分でもあるタウリンです。タウリンは血中のコレステロールや中性脂肪を排出し、動脈硬化など生活習慣病の予防や肝機能の向上にも効果があるといわれています。ただし、低脂肪でヘルシーではありますが、プリン体が多めなので尿酸値が気になる人は食べ過ぎに注意しましょう。

そのほか、体のそれぞれの臓器のはたらきを正常化して、疲労回復に役立ちます。タコは夏が旬ですから、夏バテ予防におすすめです。

また、亜鉛やビタミンB2なども多くに含まれています。亜鉛には細胞を新しくするはたらきがあって、タンパク質の合成や骨の発育を促すので、育ち盛りの子供には欠かせない栄養素です。味覚を正常にしたり、皮膚や髪の健康を維持したりするのにも役立ちます。

調理

活きの良い生ダコを調理するときは、塩を振るか塩水に浸けてよく揉み、表面のぬめりを落とします。
タコの旨み成分は加熱することで強くなるので、ゆでダコを刺身で食べるときも、軽く湯通ししたほうが旨みが強く出ておいしくなります。火を通しすぎると身が堅くなるので炒めるときは注意しましょう。

食べ合わせ

タンパク質やビタミンCはストレスによって消費されてしまう成分です。日頃から摂取しておくことで、ストレスへの抵抗力を強めます。美しい肌を保つにも良いです。

こんな食べ合わせが体にいい

  • タコ(タンパク質)にトマト(ビタミンC)をプラスして、ストレスの緩和。
タコ

タコ

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