サケにはビタミンB群やビタミンDが豊富

栄養と作用

さまざまな調理法や加工法で食べられる鮭(サケ)は、古くから日本人の食生活を支えてきた食材です。

サケには、魚の中ではめずらしく、ビタミンB群がすべて含まれています。ビタミンB群はまとめて摂取したほうが良いとされている栄養素であり、サケを食べると効果的にビタミンB群を摂ることができます。

ビタミンB1は疲労を回復、ビタミンB2は皮膚や髪を健康に美しく保つ、ビタミンB12は貧血の予防といった効果に期待ができます。

そのほか、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンD、タンパク質も豊富です。

サケは川で産まれ、海へ出て成長し、産卵のために再び産まれた川に戻ってくる習性をもつ回遊魚です。

サケの身や卵であるイクラは赤い色をしていますが、これは、プランクトンを食べて摂取したアスタキサンチンの色です。回遊魚であるサケは激流をのぼったり厳しい環境のもとに生きていて、活性酸素を体内に大量に発生させますが、強力な抗酸化作用をもったアスタキサンチンが、活性酸素から身を守る役割を果たしているのです。

アスタキサンチンの強い抗酸化力は、同じように抗酸化作用のあるビタミンEの500倍以上もあるといわれていて、体のサビを防ぎます。

調理

カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれているので、乳製品と一緒に摂れるメニューがおすすめです。

卵を加工したイクラやすじこは塩分が多いので注意しましょう。塩分を体外へ排出してくれるカリウムを多く含んだ食材を合わせると良いです。

食べ合わせ

抗酸化作用のあるビタミンB2とリコピンで細胞を丈夫にします。DHA、EPAはコレステロールや中性脂肪を低下させ、ビタミンB2、βーカロテンは動脈硬化を防ぎます。タンパク質とビタミンDにカルシウムの組み合わせで、骨を丈夫にします。

こんな食べ合わせが体にいい

  • サケ(ビタミンB2)にトマト(リコピン)をプラスして、細胞の強化。
  • サケ(DHA、EPA、ビタミンB2)にニンジン(βーカロテン)をプラスして、動脈硬化の予防。
  • サケ(タンパク質、ビタミンD)に牛乳(カルシウム)をプラスして、骨粗しょう症の予防。
鮭

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