イワシ まるごと食べて生活習慣病を防ぐ

いわし 魚介類
いわし

イワシ まるごと食べて生活習慣病を防ぐのがおすすめです。 いわし の栄養と作用、調理、食べ合わせについて紹介します。イワシ は骨ごとまるごと食べると現代人に不足しがちなカルシウムが補給できます。

イワシ 栄養と作用

イワシは青魚の代表格です。日本のイワシには、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシの3種類があります。

普通、イワシといえば、マイワシ(真いわし)のことをいいます。このマイワシには、体の側面に7個~10個くらいの黒い斑点が並んでいるのが特徴で、この斑点がはっきりしているものほど新鮮だとされています。秋から冬に旬を迎えますが、脂ののったイワシの味は格別においしいといわれています。

カタクチイワシ(片口いわし)は、下アゴが小さく上アゴが突き出ているのが特徴で、この稚魚を干したり乾燥させたものは、しらす干しやちりめんじゃことして食べられています。

ウルメイワシ(潤目いわし)は、大きくて潤んだような目が特徴です。うるんで見えるのは、透明な膜に覆われているためです。

漢字で書くとさかなへんに弱いで「鰯」となりますが、これは、イワシが他の魚のエサにされたり、水から揚げるとウロコが落ちて傷みやすく、すぐに死んでしまう魚だということから、この字が当てられたようです。

イワシの脂には、脳の活性化にはたらくDHAや、動脈硬化の予防にはたらくEPAが豊富です。また、血中のコレステロールを下げるタウリンや、皮膚・粘膜の健康を保ち、風邪の予防に役立つビタミンB2もたっぷりと含まれています。

大人が食べれば生活習慣病の予防につながり、子供が食べれば体も頭も両方の成長を促します。しらす干しならやわらかくて、小さな子供からお年寄りまで食べやすいです。

調理

骨にはカルシウムが豊富です。つみれにしたり、煮て食べたりと、骨ごと食べられる調理がよいです。そして、カルシウムの吸収を促進させるビタミンDも多く含まれていますから、カルシウムを効率良く摂ることができます。

いわしの臭みを消すには、梅干しショウガ昆布などと煮るといいでしょう。梅干しに含まれるクエン酸やショウガに含まれるショウガオールが酸化防止に働き、脂肪が有効に作用する助けになります。

食べ合わせ

コレステロールや中性脂肪の低下作用があるDHA・EPAと、強い抗酸化作用のあるリコピンを合わせて、動脈硬化の予防になります。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させるので、合わせて骨粗しょう症を予防します。抗酸化作用のあるビタミンB2とβーカロテンを合わせると、細胞を丈夫にします。

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こんな食べ合わせが体にいい

  • イワシ(DHA・EPA)にトマト(リコピン)をプラスして、動脈硬化の予防
  • イワシ(ビタミンD・カルシウム)にシメジ(ビタミンD)をプラスして、骨粗しょう症の予防。
  • イワシ(ビタミンB2)にニンジン(βーカロテン)をプラスして、細胞の強化。

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いわし

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コメント

  1. […] が豊富に含まれていて、心筋梗塞、脳梗塞の予防に効果があります。また、イワシの血合にはビタミンDが大量に含まれているので、捨てないで食べてください。http://www.hood-memo.info/sardine/ […]

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