さやえんどう ビタミンCが豊富で美肌づくり、風邪予防に効果のある野菜です。さやえんどうの栄養と作用、調理、食べ合わせについて紹介します。さやえんどうは、えんどう豆の粒がまだ小さいうちに、さやごと収穫されたものです。豆が持つビタミンB1やタンパク質、緑黄色野菜が持つβーカロテンやビタミンCなどがそなわった、栄養豊富な野菜です。
さやえんどう 栄養と作用
さやえんどうは、えんどう豆の粒がまだ小さいうちに、さやごと収穫されたものです。「きぬさや」とも呼ばれます。
豆が持つビタミンB1やタンパク質、緑黄色野菜が持つβーカロテンやビタミンCなどがそなわった、栄養豊富な野菜です。そのほかにも、カルシウムや食物繊維などが含まれています。
特に多く含まれているのがビタミンCで、免疫力を強くして、風邪の予防に効果をあらわします。コラーゲンの生成にもかかわり、βーカロテンとともに、美しい肌をつくる効果にも期待ができます。また、必須アミノ酸のひとつであるリジンが多く、体の成長を促します。
食物繊維も豊富に含まれていて、腸をきれいにして便通を良くし、便秘を解消するようはたらきます。
小さいながらもこんなにたくさんの栄養があるさやえんどうなので、彩りに添えるだけでなく、サラダなどでたっぷり食べたい食材です。
調理
茹でるときに塩をひとつまみ入れると、鮮やかな緑色を保つことができ、食欲が増進します。
ビタミンCは、水に溶けやすく、熱に弱い性質をもっています。ですから、茹ですぎないように注意して、サッと火を通すくらいにしておきましょう。そうすると、シャキシャキした食感を楽しめてビタミンCも残せるのでお得です。
食べ合わせ
ビタミンB1は疲労回復に、タンパク質はストレスへの耐性を強化するので、合わせると免疫力のアップにつながります。ビタミンCがコラーゲンを生成し、肌の形成に必要なタンパク質とともに、美肌をつくります。ビタミンCやカルシウムはストレスで消費されるので、日頃から摂っておきましょう。
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