空芯菜 ( くうしんさい )はビタミン豊富な葉物野菜です。空芯菜 の栄養と作用、調理法、食べ合わせについても紹介します。
空芯菜 ( くうしんさい )
栄養と作用
空芯菜 は、アクが少なくて栄養価が高い野菜です。茎の中が空洞になっていることから「くうしんさい( 空芯菜 )」と呼ばれます。中国南部や東南アジアが原産といわれています。葉ものが少ない夏に重宝します。
クセは少なく、茎はシャキシャキした歯ごたえで、葉にはぬめりがあります。β-カロテン、ビタミンC などのビタミンや、カリウム、鉄などのミネラルが豊富で、夏パテ予防など夏の健康維持に役立ちます。特に鉄分が多く含まれているので、貧血予防にも効果が期待できます。
調理
下ゆでする場合は、葉と茎で切り分けてゆでるようにします。茎は、2分程度、葉はさっとお湯にくぐらせる程度でOKです。生のまま油で炒める調理もおすすめです。
東南アジアではポピュラーな野菜のひとつで、妙め物でよく利用されます。中華ではオイスターソース、タイではナンプラーと一緒に炒めます。
炒め物にする際は、手早く妙めるのがコツ。時間が経つと色が悪くなるので注意しましょう。
こんな食べ合わせがいい
空芯菜(くうしんさい)は鉄が豊富です。鉄は、ヘモグロビンの構成成分になる。たんぱく一も血液をつくるのに必要で、合わせれぼ貧血予防に役立ちます。
カリフラワーのビタミンCとブロッコリーのβ-カロテンと合わせると動脈硬化予防、ガン予防に役立ちます。
保存する際には、切り口が乾燥しないように水分を与えて保存します。湿らせたペーパータオルで包み、保存袋に入れて保存します。
野菜